トップ あったかフードボックス 特長・しくみ
Feature & Structure

「水だけで温まる」
そのしくみと、設計の理由

発熱剤とは何か。なぜ二層構造なのか。なぜ繰り返し使えるのか。 実測データとともに、あったかフードボックスの全てを解説します。

特許第7382685号 二層構造・やけどリスク低減 食品衛生法適合 消防法危険物非該当 繰り返し使用可能
あったかフードボックス
Mechanism

「水を注ぐだけ」で熱が出る——
発熱剤のしくみ

火も電気も使わないのに、なぜ食品が温まるのか。 あったかフードボックスを理解するための最初の一歩です。

発熱剤とは何か

HOTPLUS専用発熱剤(パッケージと発熱剤本体)

お菓子やのりの袋に入っている「乾燥剤」はご存知の方が多いと思います。 乾燥剤の一種に、水に触れると強い熱を出すものがあります。 それが「生石灰(酸化カルシウム)」です。HOTPLUSの発熱剤はこれを主成分としています。

※乾燥剤は種類によって特性が異なります。シリカゲルは発熱しません。

身近な例では「加熱式の駅弁」と同じしくみです。 紐を引くと底で反応が起き、お弁当が温まるあれです。 HOTPLUSはそのしくみを独立したキットにし、どんな食品にも使えるようにしました。

水を注ぐだけで発熱開始。
火も電気もガスも不要。
水さえあれば、どこでも温かい食事を。

どのくらいの熱が出るのか

専用発熱剤1個(60g)に水180mlを注ぐと、約30秒で発熱を開始します。 高温の蒸気は約18分間持続し、その後も1〜2時間は高温状態を保ちます。

アルミタイプのランチボックスに水450mlを入れて加熱した場合、室温15℃の低温環境下でも約10分で水温が85℃以上、ピーク時は90℃近くに達します。

条件:アルミタイプのランチボックスに水450mlを入れて加熱・室温15℃±1℃・同条件で2度試験を実施(自社試験・2025年11月)

水加熱試験の様子
Safety / Structure

二層構造だから、
雨水・川の水でも安全に使える

食品と発熱剤を完全に分離する二層構造が、安全性・衛生性・利便性を同時に実現しています。

あったかフードボックス二層構造断面図

外容器(発熱室)と中容器(食品室)の二層構造
特許第7382685号
※構造説明用の画像です。実際の使用方法は本ページの「使い方」をご確認ください。

蓋を閉めた状態で高い保温性を維持。加熱完了後もしばらく温かさが持続します。

中容器(食品室)

食品を入れる加熱専用の容器。加熱後は蓋と一緒に取り外し可能。高温の水蒸気に触れずに安全に開封できます。

底面の蒸気通過孔

中容器底面の多数の孔から高温の水蒸気が食品を均一に加熱します。パックご飯の加熱にも最適な加熱方式です。

専用発熱剤(60g)

主成分:酸化カルシウム+アルミニウム。水との反応で高温の水蒸気を発生。5年保管可能。

外容器(発熱室)

発熱剤と、発熱反応を起こすための水を入れる場所です。食品が入る中容器とは完全に分かれているため、雨水や川の水を使っても食品に影響することはありません。

二層構造だから実現できること

発熱剤が食品に触れない

衛生的に加熱でき、断水時は雨水・川の水でも使用できる根拠です。

中容器ごと取り出せる

高温の水蒸気に直接触れることなく食品を安全に取り出せます。

容器を繰り返し使える

本体は繰り返し使用可能。発熱剤交換で継続運用できます。

Performance Data

実測データで見る加熱性能

自社試験データです。条件により結果は異なります。

アルファ化米加熱試験(3食同時・室温20.6℃)

使用食品:尾西食品「白飯」3食同時加熱/条件:室温20.6℃・水温18.4℃

※A-1:アルファ化米A 中央部、A-2:アルファ化米A 周辺部、B-1:アルファ化米B 中央部、B-2:アルファ化米B 周辺部。
※3食同時加熱のデータです。1食のみ加熱した場合はより高温・短時間で到達します。
※アルファ化米メーカーにより外装・袋の形状が異なるため、到達温度は製品により変動します。
※本データは自社試験(2025年4月)に基づきます。

アルファ化米加熱試験の様子 加熱試験の様子
アルファ化米(調理例) アルファ化米(調理例)

液体ミルク加温試験(缶タイプ200ml×6本)

使用製品:明治ほほえみらくらくミルク 缶タイプ200ml×6本を同時加温/条件:室温10℃・蓋なし

液体ミルク加温の様子

約5分

10℃→約40℃(授乳適温)

6本

200ml缶を同時加温

※授乳に適した温度の目安は人肌程度(37〜40℃)です。
※必ず飲ませる前に温度をご確認ください。
※本データは自社試験に基づきます。

加熱性能一覧(1回の加熱目安)

食品パッケージに記載の湯煎時間を参考に、多少長めに加熱するとよりしっかりと温まります。1回の加熱に発熱剤1個(60g)と水180mlが必要です。食品の形状・気温などにより結果は異なります。

対象食品 到達温度 同時加熱容量 目安時間 備考
アルファ化米 約65〜71℃ 3〜4食 約20〜30分 水を入れそのまま加熱
パックご飯 約70℃ 2〜3食 約20分 蒸気直接加熱で特に適する
レトルト食品 約70℃ 4〜6食 約15分 カレー・スープ・惣菜類
缶飲料・液体ミルク 約40〜50℃ 6本 約5〜10分 液体ミルク200ml缶×6本
Why Choose AFB

「買い続けられる」設計——選択の理由

導入して終わりではなく、長期間・大量に運用できる設計です。

01

多品目を同時加熱

アルファ化米3〜4食・レトルト4〜6食・缶飲料6本・液体ミルク6本を1回の加熱で同時に温められます。 ボックス型の容積を最大限に活かした設計で、個別に温める手間がありません。

32個同時使用でアルファ化米128食を同時加熱可能

02

繰り返し使えて長期備蓄コストを抑える

ボックス本体は繰り返し使用可能。発熱剤(HP-51_200)を交換するだけで継続運用できます。 スタッキング収納で32個が約1/3の体積になり、保管スペースを大幅に削減。 発熱剤の保管期限は5年以上(出荷時残存担保)。

発熱剤のみ交換で継続運用。容器は繰り返し使用可能。

03

火を使わず、どこでも安全に使える

外容器・中容器の分離構造により、熱源に直接触れることなく食品を取り出せます。 火・高電圧なし。換気があれば屋内・避難所・車内でも使用可能。 消防法危険物に非該当のため、誰でも安心して扱え、保管場所も問いません。

特許第7382685号(加熱保存容器)

Safety

安全性の根拠

第三者試験・法令適合・実使用上の注意事項を整理しています。

Food Safety

食品衛生法適合

本体全体が食品衛生法に適合した素材を使用。食品の収納や保管、加熱用途として安心してお使いいただけます。

Water Quality

水質安全性試験27項目

食品への安全性を確認する水質安全性試験27項目を実施。発熱剤の成分が食品に影響しないことを確認しています。

Fire Safety

消防法危険物非該当

消防法上の危険物に該当しないため、一般的な場所での保管が可能です。国内一般輸送にも対応しています。

Durability

加速劣化試験・SVHC試験

加速劣化試験により長期保管時の品質を確認。SVHC試験(REACH規則)にも対応しています。

Storage

5年保管可能(発熱剤)

発熱剤は出荷時に5年以上の残存保管期限を担保しています。車内など高温環境での爆発・漏洩リスクはありません。

Patent

特許取得の二層構造

外容器・中容器の分離設計(特許第7382685号)により、やけどリスクを低減。熱源に直接触れずに食品を扱えます。

使用上の注意事項

  • 一部運送会社の社内規定により取り扱い不可の場合があります。国際海上輸送は別途国連規定が適用されます。
  • 発熱用水が目に入った場合は、多量の水で洗い流してください。
  • 水質安全性試験27項目は食品への安全性確認であり、発熱用水が「飲料水として飲める」エビデンスではありません。
  • 換気を確保した上でご使用ください(微量の水素ガスが発生します)。
Specification

詳細仕様

製品名HOTPLUS あったかフードボックス
型番AFB-12R_02(赤)/ AFB-12W_02(白)/ AFB-83(容器のみ)
構造容器型・二層構造(外容器=発熱室、中容器=食品室)
加熱方式蒸気直接加熱方式
同時加熱アルファ化米3〜4食、レトルト4〜6食、缶飲料・液体ミルク各6本
スタッキング重ねることで約1/3の体積に収納可能
大量使用32個同時使用でアルファ化米128食同時加熱可能
発熱剤専用発熱剤HP-51_200(200個/ケース)/ HP-54(3個パック)
発熱剤保管5年以上(出荷時残存担保)
JANコード赤:4589714650320
白:4589714650313
特許特許第7382685号(加熱保存容器)
安全性試験食品衛生法適合・水質安全性試験27項目・消防法危険物非該当・加速劣化試験・SVHC試験(REACH規則)
受賞・認定防災製品等推奨品(防災安全協会)
第1回災害食アワード アイデア商品部門 優秀賞
OEM実績ウーケ(パックご飯)、三笠会館(レトルト)

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